労基(労働基準局)の調査のながれ

予告

労基(労働基準局)の調査(臨検監督)は,原則として,予告なしに突然やってきます。予告することで,ありのままの状態を確認することができなくなる可能性があるからです(ただ,実際には,予告してからくるケースが多いです)。

労基(労働基準局) が来訪して調査する以外の方法として,出頭要求書を送付する場合もあります。

これは,現地調査を行うまでもなく,帳簿等を労基局(労働基準局)まで持参させて,担当者から話を聞く程度で済ませる場合です。

労基局(労働基準局)の調査(臨検)を拒む,妨げる,虚偽の陳述をする,要求された書類を提出しないなどの場合は,罰金刑が課せられる場合があります(労働基準法第120条)。

調査

調査のときは,労働基準監督官が2名でやってきます(1名の場合もあります)。

調査は,基本的に以下のようなながれで行います。

  1. 動労関係帳簿を確認する
  2. 事業主や責任者へヒアリングをする(勤務実態の確認 等)
  3. 社内へ立ち入り調査をし,社員にヒアリニングをする
  4. 口頭で,改善指導をする

是正勧告,命令書の交付

労基(労働基準局)の調査(臨検監督)の結果,法令違反があった場合は,是正勧告書(違反している内容と,是正するまでの期限が書かれている書面)を交付します。

法令違反ではないが,改善の必要があると判断されたものには,指導票が交付されます。

立入検査の結果,施設 等の不備や,不具合で,社員に危険が及ぶ可能性がある場合は,使用停止等命令書を交付することもあります。

報告書の提出

是正勧告や指導票が交付されたら,決められた日までに違反内容を改善し,報告書を提出します。